11月7日(金)立冬

 24節気「立冬」だが、朝は寒くはなかった。立冬は、冬の始まりで、太陽の光が弱まり、冬枯れの景色が目立つようになる。そもそも「ふゆ」は、「冷ゆ」「振るう」「震う」や動物が出産するという意味の「殖ゆ〔ふゆ〕」などからきた言葉だと。朝、TBCラジオで東北学院大学の千葉一先生が鮭と熊、環境問題につて解説していた。まさに、解説の通りで、鮭は群れをなして、生まれた川に産卵のために帰り遡上していく、海の栄養をたっぷり補給した鮭の産卵後を熊が狙う。熊は半分食べて森に捨てると川虫などの昆虫類に食べられるなど、海の栄養が陸・川の栄養につながっていることが近年の研究で明らかになってきている。まさに、海と森の栄養連鎖だ。冬になり山の動物は冬ごもりし、大地からは緑が消えるのは、新しい生命の始まりとなる春までの充電期間となる季節ということだ。
 四季折々、冬の充電があるから暖かな春が待ちどおしくなる充電は重要だ。夕方、愛犬が入院している「こんどう動物病院」へ面会に娘と行く。思ったより元気そうで安心した。愛犬にも充電が必要だったかもと思った。早く元気になり野に山に走ってもらいたい。

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