11月24日(月)絆

 22日夜に長野県北部で震度6弱を観測した地震は、国内最大級の活断層「糸魚川−静岡構造線断層帯」の一部で発生した可能性が高まったと報じていた。地震調査委員会が今回の地震との関連を指摘した「神城断層」の全長は約30キロで本州を南北に横切る国内最大級の活断層「糸魚川−静岡構造線断層帯」の北側に位置している。近年、日本の内陸で発生した被害の大きな地震は未知の断層が引き起こした事例がほとんどだ。存在が知られていた活断層で大きな被害が発生したのは、1995年の阪神大震災=マグニチュード(M)7.3=以来となるいう。本日の日本経済新聞社説には『原子力規制委員会の有識者会合が日本原子力発電の敦賀原子力発電所2号機(福井県)の真下にある断層を「活断層」だと再認定する評価書案をまとめた。この判断を規制委が了承すれば、同機の再稼働は極めて困難になる』指摘されるように、規制委の判断は日本原電の存続を左右しかねない重い意味を持つ。『その最終的な判断がどうであれ、原子力安全の見張り役である規制委の判断を尊重したい』だ。
 さて、スペシャルオリンピックスのボウリングのためプレナミヤギ、活き活きとした活動には元気が貰えた。昨日、大鵬と並ぶ史上最多32度目の優勝を飾った白鵬の相撲の気魄と優勝者インタビューで「この国の魂と、相撲の神様が認めてくれたからこの結果があると思います」と言葉には勇気をいただくことができた。自然環境に目を向け、自助、共助、公助システムがしっかりと機能する体制が必要だ。

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