11月26日(水)冷たい雨
1日中冷たい雨だ。冷ややかに組織論を論じる方々のお話を伺う一方で、解散についてもその権力の行使についても問う声がある。河北新報の社説も『解散権の行使/「無制限」で政治の質高まるか』が掲載された。『安倍晋三首相が抜いた「伝家の宝刀」が驚きを持って受け止められたということだろう。「大義」とともに、その評価が問われ続ける選挙戦となる。公示を前に、あらためて解散を問うてみたい。今回の衆院選の性格を浮かび上がらせるだけでなく、「解散論」を掘り下げることで、政権のありようを見詰め、政治の質を高める一つの糸口を探り当てられるようにも思えるからだ。解散権の行使は「首相の専権事項」。政治の常識であり、解散までの流れの中で、何度となく耳にしたフレーズでもある』だ。一方で、今日の判決は、去年7月の参議院選挙で選挙区ごとの1票の価値に最大で4.77倍の格差があったことについて、最高裁判所大法廷は、「憲法に違反する状態だ」という判断を示した。違憲状態を是正する身を切る対応が求められる。
さて、午後5時から仙台市の輪王寺で「第3回国連防災世界会議 森の防潮堤推進シンポジウム」第1回実行委員会が開催され出席した。来年3月17日(火)の午後2時に開催予定の内容について協議した。終えて、帰宅途中の道路が冠水しているところなど多数の箇所あった。冷たい雨がさらに冷たく感じた。シンポジウム開催前の3月11日で震災から4年、5年目へと入る。いろいろ感じるところ大だ。