1月11日(日)震災3年10ヵ月
朝7時に我が家を出発し、仙台の東北大学片平さくらホールへ。9時から学術領域連携から考える「復興山水学」地域型復興住宅と漁師学校の平成26年度防災・日本再生シンポジウムに出席した。はじめに筑波大学准教授貝島桃代先生が学術領域連携から考える復興山水学の可能性として三陸沿岸部が山、海をつなぐ河川流域の豊かな自然の生態系を基盤とする産業文化が東日本大震災において甚大な被害を受けその復興に対して「山水」をキーワードに取り組まれている支援の趣旨説明を含め挨拶、「今次災害における復興作業の展開とその課題」東北大学教授小野田泰明先生、「コアハウス:住まいのコア、地域のコア」東京工業大学准教授塚本由春先生、「自伐林業と賃挽き製材による住宅再建の取り組み」筑波大学名誉教授安藤邦廣先生で12時10分、午前部の終了、ランチタイム。午後1時10分から「流通圏ー小綱代の実践から三陸の流通を考える」慶応大学名誉教授岸由二先生、「日本の社会経済システムと漁村の将来」福島大学教授阿部高樹先生、午後2時46分に東日本大震災から3年10ヵ月の月命日ということで黙とうをささげた。3時から「日本の社会経済システムと漁村の将来」三重大学准教授勝川俊雄先生、午後3時50分からディスカッションで復興山水学に向けての課題や復興のためでは厳しい意見が多かった。4時50分からまとめとして東北大学増田先生が行い終了は5時半。地元桃浦甲谷区長さんも出席、今後の活動の一助としたい。
6時過ぎ息子夫婦により夕食を一緒し9時半過ぎに帰宅、月命日で思いも一層だ。