1月23日(金)継続
文部科学省が60年ぶりに1学年1学級が保てない小中学校は統廃合を速やかに検討するよう促した。その一方で、指針には小規模校を維持する選択も尊重すべきだとあってなかなか思うようにいかない。日本経済新聞春秋には『明治以来、地域と哀歓をともにしてきた学校がそこここで消える危機感が深まろう。・・・学制発布当時の多くは数十人だっという。そういう小さな場でもあえて津々浦々に設けた先人の思いを生かしていくのか、それとも別の道を見いだすのか。学校の歴史にもまた刻まれる試練だ』と結んでいた。
少子化が進む中、さらに東日本大震災の影響で一昨年の3月には閉校する小中学校で議長として御挨拶させていただき感極まったことを思い出す。それこそ、津々浦々に先人が築き上げ文化として伝承してきたものに終止符を打つのはとても辛い。特に、へき地教育などPTAとしても携わて、学校、家庭、地域が三位一体となって地域で子育て支援をしていたように思う。集団教育やコスト面を見れば当然でもあるが・・・。昨年は、集団移転を進める中で希望の灯を消してはならないということで、地元の荻浜小学校は休校となった。継続できるようにと思いは強い。夕方5時から石巻かきブランド事業委員会の第13回石巻かき祭りの反省会が飛翔閣で開催された。大震災で開催をどうするか検討し、第12回を2年休み平成25年に運動公園で再開、昨年11月の第13回は本来のサンファンパークで行った。再開にはエネルギーが倍必要だ。厳しくても継続できる施策も重要だ。続けることの難しさ。