4月2日(木)船出
日本経済新聞春秋に『観光客をサンゴ礁に案内する船頭が海を大切に思っているかどうか。それは船をポイントに止めて、錨を沈めるときに分かるという。海を本当に愛している人なら、サンゴのない場所を探そうと必死で目をこらす。そうでない人は談笑しながら無造作に錨を投げ入れる。世界で最も美しい海の一つ、沖縄の慶良間諸島で地元の人から聞いた話だ。辺野古の海で起きている対立も、サンゴを無造作に壊していないかどうかが当面の焦点になっている』持続的資源を確保するには環境を厳しく守る必要がある。また、このコラムでは、『米軍普天間基地の移設工事をめぐり、「岩礁の破壊許可区域の外でサンゴが傷つけられている」として県が対応を求めたが、国は応じなかった。ここから話がこじれにこじれる。県知事は作業の停止指示を出し、これに国が不服を申し立て、農相が国側の言い分を認めて指示をいったん無効にした。双方のにらみ合いはなお続き、法廷闘争も辞さない構えだ。命令や訴訟の応酬ではなく、トップ同士が話し合い歩み寄ってほしい。多くの国民がそう願っているだろう』と。リーダー同士の腹を割った話し合いこそが重要だと。
さて、午前中は古巣の宮城県漁業協同組合に行き、かつての同僚や先輩に御挨拶をした。新執行体制となって不具合な連合会時代の踏襲ではなく主人公は組合員である原点を忘れずになど指導部の早坂部長と懇談した。合併しかつての単協の話題もあるが、もうすでに船出した。しっかりと育てていかなければならない。夜は、母の80回目の誕生会を開催、全てに感謝感謝だ。