4月5日(日)変化

 食料自給力について昨日の「河北新報に載っていた。『閣議決定されたばかりの食料・農業・農村基本計画に盛り込まれた「食料自給力」のことだ。農政の指針となる計画に初めて位置づけられた。食料輸入が途絶するという不測の事態に備え現在の農業従事者数、生産技術で、今ある農地をフル活用した場合に生産できる食料の供給熱量(カロリー)を示す。言い換えれば、わが国の潜在的な食料供給能力を表す指標である。登場の背景には、新興国の食生活の変化や人口増などから世界の食料需給が逼迫(ひっぱく)を強める中、わが国では農業従事者や農地が減少しており、「万が一の場合」の生産力に対する強い懸念がある。カロリーベースの食料自給率にはそうした面で確かに限界がある。「飽食の時代」の食料消費を国産でどれだけ賄っているかを表す指標で、いざという時の物差しとしては実態を十分に把握できない。その点で、非常時の自給力を、平時の自給率を補完する指標として重視したい』というものだ。小雨の中、従兄の涌谷へ見舞いに行った。近所の方々が集まっていたと思ったら種まきだそうだ。自給力は当然米も入っているが、若手の想いを何とかと思った。時は、農協解体論などマスコミをにぎわしている。特色ある活動がこれからの地域創生を育んでいくのだろう。戦後70年、仕組みを改めて構築することが必要かもしれない。
 さて、いろいろな面で諸先輩と懇談、時代の変わり目をつくづく感じた。

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