4月12日(日)人口流出

 日本経済新聞春秋は、驚きの書き出し『一夜で村が消える。数家族が集団で蒸発する。田畑の耕作をやめ、家屋敷を捨てる。都会に出て、雇われ仕事に就く。あとには、荒れた土地が残る。中世から江戸末期まで、農村で見られた逃散の光景だ。重税に苦しみ、凶作や飢饉などで追い詰められての行動だった』、昨日、東日本大震災で被災し地元から離れることを余儀なくされた方々と心ひとつにし一夜明けてのことで衝撃的だった。『いまは民主主義の世の中だ。自分たちの手で知事や市長を選べる。政策も変えられる。住民は逃散や走りなどの行動にでなくてもすむ。だが、町や村はゆっくりと消えていく。少子化などで人口が減少しているからだ。将来は、日本の市区町村の半数が消滅する可能性があるとの試算もある。地方経済の疲弊も進んでいる」戻って来たいような地方創生策が必要だ。
 収支報告を作成し、区長さんに報告した。同じように思いのようだ。昨日のNHKニュースで『東日本大震災の発生から4年1か月がたち、岩手、宮城、福島の被災地3県で過疎化や少子化に加えて震災による人口流出で子どもの数が減少し、学校の統廃合が進み、震災のあと、小学校と中学校は194校が無くなった』という。喫緊の課題で、現実に村が無くなったら大変だ。

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