4月28日(火)伝え方
日本経済新聞春秋に『近代哲学の父といわれるデカルトは「我思う、ゆえに我あり」で有名だ。すべてに疑いの目で臨んだところ、疑う自分の存在だけは、疑いを差しはさめないことがわかった……。考え始めると急に難しくなってくるが、実は彼は、胸にすとんと落ちることも書いている。以下は「方法序説」の岩波文庫版から。難問に際しては、「よりよく解くために必要なだけの小部分に分割すること」を説く。確かに問題を分ければ頭を整理しやすい。「もっとも単純でもっとも認識しやすいものから始めて、少しずつ、階段を昇るように」とも助言する。着実な理解の大切さも、誰も異論はないだろう』だ。
さて、宮城県東部振興事務所水産漁港部に行き、いろいろ懇談した。施設復旧と整備、今後の所得安定についてのテーマだ。お昼近くに、思いの伝え方がなっていないことで対応、午後からは、復興住宅に入居なさっている方とお話を伺い、伝え方を再認識した。夜は「とり福」で石巻日和ライオンズクラブ観桜会が実施されネパールの災害の支援、石日旗への協賛を決定した。ここでも話題は「原点に立ち返れ」で、次世代や若手への伝え方が話題が集中だった。