6月6日(土)ノーマライゼーション

 午前中は、読書三昧で御紹介いただいた小田全宏さんを著書を4冊目。なかでも、昨日読んだ「陽転思考」の中に、障碍のある子どもさんをお持ちの方が勇気づけられた詩が掲載されていた。
『失わないで青空    椎名 ミチコ
何気なく過ぎてしまうこと
当たり前に過ぎてしまうこと
どれも途方にもなく輝いて見えるのは障害の子を持った幸せ
初めて私の顔を見て笑った日
初めて言葉を話した日
初めて水道の蛇口をひねった日
みんな記念日
その度にわあっと空に向かって叫びたくなる
胸のなかから何かが湧き立ち、大きく大きく見えてくる
当たり前のことなのに大きな声でみんなに伝えたくなる
当たり前じゃないって素晴らしいな』
目頭が熱くなった感動的な詩だ。
 さて、午後からは、「鎮魂・ふれあいコンサート 長崎瑞宝太鼓」の石巻市河北総合センタービックバンへ。私達も共催(NPO法人障碍児と共に歩む会)主催の大川地区復興協議会の大槻会長と懇談し、宮城理事長と会場へ行った。大槻会長が東日本大震災からの大川地区の状況を交えた挨拶、長崎瑞宝太鼓についての紹介があり、オープニング。力強い演奏で、大感動、その演奏を支える団員は、全員が知的障害者だ。プロの和太鼓集団として観客を魅了した。1部を終え、宮城理事長がNPO法人障碍児と共に歩む会の組織と活動内容を紹介しながら2020年開催の東京でのオリンピックとパラリンピックにスペシャルオリンピックスをと挨拶した。2部も感動でウルウル、会場と音で楽しむと称し拍手でリズムをとったり太鼓を叩く迫力は凄い。椎名ミチコさんの詩と重なりとっても素敵なコンサートでした。佐藤秀明先生、増子裕子先生や友人達も多く見えスタッフとの記念写真。コンサートで紹介のあったタオル他購入した。ノーマライゼーション、障がいでの垣根が取り除かれる社会が来ますように!!

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