8月27日(木)エンター

 日本経済新聞春秋、『論語に「下問を恥じず」と説く一節がある。生前、悪評のあった人物が、意外にも格の高い諡(おくりな)をもらったことをめぐる問答だ。理由を尋ねる門人の子貢に、孔子は、彼が「利発なうえに学問好きで、目下のものに問うことも恥じなかった」(岩波文庫)からだと答えた。わからないことがあれば体面など気にせず、立場や年齢が下の相手にも聞いてみる。分け隔てのない態度は昔から好感が持たれたようだ。とはいえ、言うは易(やす)く行うは難(かた)し。そこでいま企業には、役員や管理職に若手の「メンター」という助言役をつけて、デジタル機器の使い方などを気軽に聞けるようにする動きがある』が載っていた。
 論語は良いことを教えてくれる。各地区から市政への厳しい声を耳にする。先のまちづくり特別委員会で、すぐ委員会に返答するということが未だに実現されていないという。しっかりエンターしていただきたいものだ。
 さて、夜は石巻グランドホテルで「佐々木きぞう総決起集会」にお招きをいただいた。村井宮城県知事が地方創生で3つの課題を述べた。まさに問題点を明確にし解決策を模索する姿勢だ。終了後に、仲間と一献、エンターの助言が凄く為になる。

コメントは受け付けていません