9月21日(月)番狂わせ

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会1次リーグB組初戦で南アフリカから歴史的勝利を挙げた記事が各紙を飾っていた。河北新報は現地のことまで社会面で扱っていた。日本経済新聞春秋に、76年前、69連勝中だった横綱双葉山に勝った前頭安芸ノ海は故郷広島にすぐに電報を打った「オカアサン カツタ」を紹介しながら『「勝って褒められるより、負けて騒がれるようになれ」。興奮する安芸ノ海に師匠はこんな話をしたそうだ。その言葉を糧にして安芸ノ海は3年後、横綱に昇進した。スコットランドなど強豪と対戦が続く日本代表にも「あれは番狂わせではなかった」と世界に言わせる戦いを期待したい。』と師匠の言葉を引用していたが、まさに安芸ノ海の師弟関係の話は凄い。そのようにありたいものだ。
 さて、日曜日に出席予定の宮城竹田研究会の予習として新刊『アメリカの戦争責任 戦後最大のタブーに挑む』(PHP新書)など10冊ほど購入してきた。忙中閑あり、日常の生活にこそある。昨日の彼岸入りから焼香に来て下さる方々が異口同音に賑やかな新聞記事についてお話しされる。この連休に深く研究成果を発揮してほしいものだ。

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