1月5日(火)真価
年頭の記者会見で安倍晋三首相が触れたように、経済白書が「もはや戦後ではない」とうたったのは、60年前の1956年だった。復興経済からの脱却を訴えたこの言葉は流行語となり、高揚感とともにいまに伝わる、と日本経済新聞春秋だ。震災の扱いが薄れてきている、『「復興」にリセット・一歩前へ』と浅野会頭の挨拶で「平成28年 新年賀詞交歓会」が石巻グランドホテルで開催された。市長、会頭挨拶のあと、安住衆議院議員・勝沼衆議院議員・和田参議院議員が祝辞、「いしのまき大賞」で今野梱包株式会社・佐藤海斗(宮城県石巻商業高等学校)・石巻専修大学 石原ゼミ・松川文隆(東京みやぎ石巻圏人会名誉会長)・雄勝法印神楽保存会が表彰され今野梱包今野社長が謝辞で乾杯懇親会。来賓は異口同音に、「5年の復興計画期間が今年度末で終わり、折り返しの年のリスタート」だと、まさに進化が問われる。
日中、桃生総合支所で県内で最も早い成人式の準備の実行委員会の皆さんとフレッシュな交流ができた。新成人が大人の第一歩を踏み出しましたように新たな展開への第一歩だ。