1月12日(火)歯止め
史上初の記録更新、連休明けも東京株式市場の日経平均株価(225種)終値は、前週末比479円00銭安の1万7218円96銭となり、戦後の取引が開始されて以降初めて、年明けの大発会から6営業日続落した。
さて、年明け以降穏やかな天気だったが、東京株式相場の如く雪もちらつき荒れてきた。東日本大震災から4年10ヵ月が過ぎ丸5年を迎えるにあたってNHKはもちろん検証作業としての特集取材が進んでいる。もちろん、民放や週刊誌などは最大の被災地で復興事業をめぐる効果、復興の陰でなど精力的だ。市場の方は、11日の中国株下落や、為替が円高ドル安に振れたことから、東京市場も、リスクオフの売りに押されて始まり、
原油安を受けて、石油関連株の下落が目立ったほか、全面安の展開、前場の中ごろに始まった上海市場が、節目の3,000ポイントを下回ったことも嫌気され、買い手不在のため、押し目買いは限定的で平均株価の下げ幅は、一時500円を超える場面もあり、好転は難しそうだ。