1月14日(木)負の循環
東京株式市場は、昨日の反発から一転、原油先物相場の下落傾向や中国経済の失速懸念を背景に、投資家がリスクを避けて投資マネーを安全な資産に移す動きが広がって日経平均株価は急落、節目の1万7000円を一時割り込んだ。負の循環で終値は前日比474円68銭安の1万7240円95銭。
さて、2015年国勢調査(10月1日現在)の速報値を公表で『人口減少率は女川町が37.0%、人口減少数は石巻市が13,590人となり、ともに県内35市町村の中で最も大きいことが明らかになった』と報道されていた。復興が進んでいるという女川町で5年で37.0%減が県内第一位の減少率、石巻市の13,590人は最も多い。国勢調査の速報値を受けて、石巻市の2010年12月と2015年12月の支所別の資料を総務部総務課統計でいただいた。
2010年12月 2015年12月 増減率
本 庁 113,148 102,720 -9.216
河北総合支所 11,964 11,151 -6.795
雄勝総合支所 4,336 1,995 -53.989
河南総合支所 17,286 19,550 13.097
桃生総合支所 7,863 7,743 -1.526
北上総合支所 3,896 2,688 -31.006
牡鹿総合支所 4,560 2,951 -35.285
牡鹿・北上が30%台の減少、著しいのは雄勝の53.989%の減少で女川町の減少率をはるかに上回る。先に発表された消滅自治体どころではない。夕方、「恵プロジェクト」の永井みぎわさんと合流し子供達の英会話を見学。女川復興支援の活動等について伺った。厳しい状況だ。夢と希望をもち人口減少の中での真のまちづくりへの活動が問われる。