1月15日(金)凌雲の志
日本経済新聞春秋に『Jポップも演歌も懐メロも、それに1980年代のアイドルも、なぜだか復活した大物女性歌手の巨大豪華衣装も――。去年の大みそかのNHK紅白歌合戦は、ごちゃ混ぜ感が例年にも増して甚だしかった。ようするに世代を超えた歌が生まれにくい世の中なのだろう。そういうなかでSMAPの安定感には格別のものがある。この国の老若男女みんなが歌える歌を歌って親しまれ、メンバーそれぞれが俳優やタレントとしても活躍し、広く海外にもあまたのファンを持つ。彼らはいまやニッポンの一大産業だ。それほどのグループがなぜ……と嘆きたくなる分裂・解散の騒ぎが収まらない。・・・』と所属事務所内の抗争が原因とし、担当のマネジャーと経営陣が対立し、板挟みになった5人は独立か残留かを選ばざるを
得なくなったからだとし四半世紀活躍するトップアイドルの苦悩も映し出される。
さて、市役所福祉部で高齢化率の資料をいただいた。本庁28.25%、河北32.72%、雄勝46.51%、河南29.22%、桃生31.82%、北上34.10%、牡鹿44.21%で石巻市全域で29.47%となる。昨日記載した通り、人口減と重ね合わせると雄勝、牡鹿が厳しい状況だ。全体で厳しさが見えにくいが個別案件として捉えると組織として力を注ぐところが自ずと見えるはずだ。世代間のバランス、産業、改めて考察、今こそ、組織力だ。夜は、佐藤家通夜へ、導師様から法話で「凌雲の志とは、俗世間を超越した高い志のこと。また、出世をしようとする志のこと。」であると。ご指南役を含め諸先輩を前に、山積する課題も「凌雲の志」で挑みたい。