3月4日(金)和解
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされている名護市辺野古沖の埋め立て承認を巡り、沖縄県の翁長知事が承認を取り消したことに対し、国は、知事の代わりに取り消しを撤回する代執行を求めて行政訴訟を起こし、国と県の対立が浮き彫りとなっていた。本日、裁判所が「国が埋め立て工事を中止し、代執行を求める訴えなどを取り下げる一方で国と県で改めて協議することなど」で和解案を示していたことを受けて、安倍総理大臣は、対立が長引けば普天間基地の危険性の除去や移設計画の実現も危うくなりかねないなどとして、和解案を受け入れる考えを表明し、福岡高等裁判所那覇支部で行われた話し合いの中で、県も和解案を受け入れる考えを伝えたということで、和解が成立した。
和解とは「当事者が対立する主張を互いに譲歩し合って,その間の紛争を当事者間の話合いによって解決することを約束する契約。民法の規定によれば,和解は当事者双方が互いに譲歩し合って,争いをやめることを約する契約 (695条) であるとされるから,一方だけが譲歩する場合,和解ではない。」とある。しっかりと早期に解決して欲しいものだ。女子会やら、お招きを受けて忙しかったが、和やかに解けるいい機会だった。