3月27日(日)ミステリー

 ミステリーの女王と呼ばれた作家、夏樹静子さんが先日亡くなった。代表作「Wの悲劇」など数々の作品が映像化され、母と子、育児や主婦の暮らしを素材に平凡に見える日常に潜んでいる怖さやゆがみに着目した作品が多い。特に、殺人事件を描くうちに法曹関係者との接点が増え、六法全書を読んで、こんな面白い世界があるのか興味を持ち、検事霞夕子などの主人公を生み出したという。
 とすれば、2年前に行方が分からなくなった埼玉県朝霞市の当時中学1年生だった女子生徒が本日午後、東京・中野区で保護され、女子生徒は「一緒にいた男が外出した隙にアパートから逃げ出し、警察に電話した」と話しているということで、警察は23歳の男の行方を捜査している報道もミステリーで、まずは無事だったことで安堵だ。
 さて、天平の湯で第8回フシミカラオケ愛好会のカラオケ祭典で御挨拶、勝沼衆議院議員の祝辞と歌っていただき盛会裏に終えることができた。楽屋で様々な震災復興や市政課題など多岐にわたり懇談できた。震災遺構決定発表前のニュースなどの対応などミステリーな話も出た。事実は小説より奇なり、か。夕方、小積浜の海面に映し出された夕日がとても綺麗でしばし、眺め心身ともに浄化できた。ミステリーは小説だけにして欲しいものだ。

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