5月19日(木)試行

 『<生食カキ>宮城産5月末まで出荷延長試行』と河北新報に掲載された。これまで、宮城県内で3月末と定められた生食用カキの出荷期間が今季、試行的に5月末まで延長されている。生食用は加熱処理用より高値で取引されるため、一部の漁業者が要望し、県も東日本大震災からの産業復興につながるとして容認。今後十分に安全性が確認されれば、正式に期間を延長する、ということだ。これまでも、生食延長や周年出荷など議論されてメリハリと需給バランス、高い検査料などの要因でそのままで継続されてきた。東日本大震災で、広島県に次いで全国2位だった県内のカキ生産量は、昨季は1600トンと震災前の4割にとどまった。新たな展望を開くには前進することも必要だが、議論をしっかりとだ。
 夜は、新緑に会う「初ガツオ」、いづれ海の恵み、山の幸と食材王国の当市の展開をという思いだ。

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