7月5日(火)危機管理

 東日本大震災で「無情」を強く感じたが、バングラデシュの飲食店襲撃テロ事件でも同様に思った。国際協力機構(JICA)に携わっていた日本人の犠牲者男女7人について報道により家族や同僚の話でその人柄が伝わってくる。支援相手国のテロリストの手にかかり命を落とさねばならないのかというやるせない気持ちだ。
 オリンピックも控え、日本人がどの地域でもテロに巻き込まれてもおかしくないという危機感の重要性を再認識させる事件だが、 『国際社会と危機感を共有し、連携しながら、テロ対策を強化する必要がある』と政府見解だ。テロを未然に防ぎ、在外邦人の安全を守るには、何が必要か、ということを改めて考えてみたい。

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