7月16日(土)平和

 昨日のフランスのテロに続き今度は、「トルコで15日夜(日本時間16日早朝)、国軍の一部が首都アンカラや最大都市イスタンブールの一部を占拠したクーデターの試みに関し、ドゥンダル軍参謀総長代行は16日午前の記者会見で「クーデターの試みは鎮圧された」と明言した。軍と反乱勢力の交戦は約10時間続いたが、当局によると、市民47人を含む190人以上が死亡、1440人が負傷し、軍関係者2839人が拘束された。」というニュースだ。
 日本経済新聞春秋に『・・・いったい、フランスは何度涙にくれるのか。昨年来、新聞社襲撃、同時テロ、そして今回と犠牲者は230人を超えた。他にもベルギーやトルコの空港で、バングラデシュの飲食店で、無辜(むこ)の市民が爆風や銃弾に襲われている。ローマ法王はパリのテロを「まとまりのない第3次世界大戦」と表現した。まさに、戦時下だ。パリ市の紋章には帆船の絵とともに、ラテン語の一節が書かれている。「たゆたえど、沈まず」。セーヌ川を中心としたかつての水運の街での船乗りの自負だ。数々の政変や戦乱をくぐり抜けてきたこの国の人々の誇りもにじむ。それにならい、世界に分断と恐怖による支配を持ち込む勢力に「沈まぬ」心意気を示したい』とあった。しっかりと沈まぬように、各国が協調し平和な世界構築に努力していくことが大事だ。

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