7月28日(木)ドラマ

 第98回全国高校野球選手権宮城大会決勝戦は、仙台市宮城野区の楽天Koboスタジアム宮城で行われ、東北が利府を5―0で破り、7年ぶり22度目の夏の甲子園出場を決めた。野球は筋書きのないドラマだと言われるが、準決勝の仙台育英と東北の延長戦も凄かった。凄いと言えば、仙台育英で活躍し鳴り物入りでプロ野球ヤクルトに入った由規投手。河北春秋に『・・・3年目に12勝を挙げたが、肩などの故障が続き、実戦から長く遠ざかることになる。どれほど苦しい日々だったろう。「数え切れないほど多くの人に支えてもらった」▼5年ぶりの復活を遂げた今季。24日の中日戦で先発登板し、11年9月以来の勝利投手になった。力で押すスタイルは影をひそめた。「とにかく今は一生懸命投げている」。1軍マウンドに立つ喜びにあふれる。10年前の夏も一球一球に魂を込めていた。その姿とダブる。』とあった。一方、巨人の長嶋終身監督は、「メイクドラマ」と言っていた。学生時代の下宿のおばさんは、野球を見ていて「勝負は下駄を履くまでわからないものよ」と言っていたことを思い出した。甲子園でのドラマも期待したい。

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