8月30日(火)東日本大震災から2000日

 東日本大震災発生から2000日目を迎えた。想定外と表現された未曽有の災害から復旧復興を求めて日々が過ぎた。多くの尊い命を失い、甚大な被害を受け、誰もが経験したことがないといいながら2000日となり、まだまだ不安なこともあるが徐々に歩んできた。
 この2000日目の被災地に情け容赦なく強大な台風10号が来た。午前11時過ぎから雨と風が強くなってきた。日和大橋は通行止め、各社の報道が日和山から映される。午後2時前からに雲が変わり嵐に、3時過ぎに渡波から牡鹿半島部を回った。基幹漁業であるカキ養殖場の養殖施設などが心配だ。4時半過ぎ小降りになり晴れ間が・・・。報道で、大型で強い台風10号は、午後6時前、岩手県大船渡市付近に上陸した。東北太平洋側に台風が上陸するのは、1951年の統計開始以来初めてのこととなるらしい。さらに、8月に台風が4つ上陸したのは、1962年と並んで8月としては過去最多となった。
 防災の日も控え、まだまだ災害が発生することを考えて活動する必要がある。被災地は残念ながら台風や竜巻など他の災害の免罪符ではない。未曾有の災害を経験したことゆえしっかりと対応する必要があるという事だ。闇になってはいけない。台風一過の後のように清々しく被害がなく明日を迎えたいものだ。

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