8月31日(水)二百十日

 ニ百十日と言えば、台風が相次いで襲来し、農作物が被害を受けてしまうことがよくあり、厄日とか荒れ日などといわれていた。昨年は、9月2日だったが、例年は9月1日だが、今年は閏年のため8月31日だ。人工衛星やレーダー、コンピュータなどを活用できなかった昔は、大変重要な目安の一つとして警戒を呼びかけていた。
 さて、心配した台風10号の被害調査を7時過ぎから実施、地元から牡鹿地区へと確認した。カキ養殖施設の垂下物の落下や錨が寄せられた離などの被害があったものの軽度で安心した。東日本大震災から2000日、連続の台風、本日が二百十日、明日は9月1日は防災の日だ。この日も風化してはならない。1923年9月1日午前11時58分に発生した関東大震災の死者行方不明者14万人以上とされる惨事を教訓として、防災の意識を高めるために政府が1960年に制定した。さらに、制定される前年の1959年9月26日に紀伊半島に上陸した伊勢湾台風は東海地方を中心に死者行方不明者5千人をもたらした(お天気.com)。夕方、「被災地企業の現状実感!」で母校千葉商科大の中居さんが、公募で就業体験を「(株)ヤマトミ」で行っているということで、表敬訪問。本当は、阿部会長とお邪魔し激励の予定だったが、台風の被害調査で遅れてしまった。石巻の企業3社に3名づつ9名が入っているという。水産加工品を若い方々の感性でアイディアを議論しクオリティーの高い製品にするため熱心に取り組んでいた。しっかりコラボし情報発信して行く。伝承の大切な部分と新規開拓の大事な挑戦だ。支援していきたい。

コメントは受け付けていません