9月1日(木)防災の日

 石巻市立病院が、5年半ぶりに診療を再開したニュース、混雑する予測に反しガラガラと元同僚議員がFBアップしていた。生みの苦しみより育ての苦しみ、累積赤字など諸問題を抱え、どう育てていくか。180床、がん患者の痛みを和らげる「緩和ケア」の病棟が新たに設置、地域医療の担い手を育成するため、仙台市の東北医科薬科大学の学生が学ぶサテライトセンターも新設されていることなどが特徴だ。
 さて、大きな爪痕を残した台風10号での岩手県岩泉町の高齢者グループホームで、あふれた川の水が濁流となって流れ込み、入居者9人が亡くなった。いろいろ問題点だが、どんな状況だったのか、早めに避難させることはできなかったのか、行政の問題点は、などなどいっぱいある。4日間でほぼ1年分が降るというすさまじい豪雨、必要な対策をしっかり検証しなければならない。大川小学校、さらにあまり議論されていないが東日本大震災の津波被害を受けた石巻市雄勝病院もその一つだ。検証を怠ったのでは、災害弱者の被災を繰り返すことになりかねない。もし、ずれずに真向に石巻市内だったらと思うと他人ごとではない。人災は起こしてはならない。

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