9月27日(火)知行合一

 『政治は言葉である。とりわけ演説では、聞く人の心にひびき、共感を得るものがあるかどうかがポイントだ。それには多くの人が魅力を感じるキーワードをちりばめるのがひとつの方法である。』安倍晋三首相の衆参両院の本会議での所信表明演説の「未来」という言葉がたびたび出てくることからの日本経済新聞社説の書き出しだ。まさに、政治談議の一日だった。
 中でも、安岡正篤さんの「禅と陽明学」など人間を磨く言葉にわくわくする。陽明学は”物を格す心”の学問ともいわれており、・心即理・致良知・知行合一を説き、日本では熊沢蕃山 中江藤樹 大塩平八郎がこの系統で時世批判が強く社会から弾圧される。”物を正す”という態度は明らかに変革的であり、”新しきを知る”という創造的な態度、また哲学的・認識的な捉え方ですので、自らの認識によって善悪を解釈することが必要となる。
 さて、夜は石巻グランドホテルで石巻日和ライオンズクラブの理事会。例会、延長戦で思いを込め御挨拶。

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