10月18日(火)仕込み

 日本経済新聞春秋に『多くの雲水が修行する曹洞宗の大本山、福井県の永平寺では11月末になると沢庵漬けを仕込む。使う大根は1万本以上。深さと直径が1.3メートルのおけに塩やぬかを敷き、大根を並べる。わらじ履きの足で押し、漬物石でさらに圧をかける。食べられるのは翌年夏からだ。』と下押しの圧力での漬物から消費者物価に例えてあった。
 さて、午前10時から渡波幸町で株式会社ヤマナカ水産加工工場新築工事の地鎮祭、直会は日の出館。式で大國宮司さんから渡波船溜、60年前の風景についてお話しがあり、市場があったことや釣りする方々や賑わっていたことを思い出した。東日本大震災から5年7ヶ月が過ぎて初の試みで建設だ。じっくりと仕込み、この着工は賑やかな復興へのステップだ。
 午後からは、食材の面白さを料理で楽しむ会(第3回)「今回は良葉東部さんのベビーリーフがどう料理されるのか?」のテーマで、料理を担当者は中華料理「寿」の及川シェフ!食材宝庫の石巻市、地元にいるとその良さが中々伝わっていない。その架け橋、食と職人をしっかり結び、消費者へ繋いで行くことが大切だ。地域ごとに挑戦していきたい。

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