11月1日(火)一燈照隅

 石巻市大川小の損害賠償判決を不服とした控訴を決め石巻市議会で可決、宮城県が同調した件の余波が続いている。お会いする方々から疑問視する声があったが、二元代表制の石巻市議会が市長と同じ判断をしたこと(16対10の6票差)だ。さらに、同調した県でも村井知事が、控訴する方針を議会の議決を経ない「専決処分」で決めたことについて、県議会からは「議会軽視だ」などという批判が相次ぎ、11月4日に全員協議会を開いて、村井知事から説明を聞くことになったという。地元紙以外に全国紙各社が社説等で取り上げた事案だけに注目度が高く、ボリュームのある判決文を精読したのかなど法曹関係者からの声や市民の声も厳しい。
 さて、今日は「灯台記念日」だ。海上保安庁が1949(昭和24)年に制定、1869(明治元)年のこの日、神奈川県横須賀市に日本初の洋式灯台である観音埼灯台が起工されたことからだ。しっかりと隅々まで燈が届くようにしたいものだ。

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