12月18日(日)街づくり

 河北抄に『かつて石巻におでんの名店があった。細長い横町の一角に店を構え、夫婦で切り盛りしていた。かつお節と昆布でだしを取った上品なつゆ。イワシのつみれや大根、ジャガイモが好物だった。社会人になるまで、おでんはどこでも同じと信じて食べていた。最初違いに気付かされたのは、東京の老舗。黒っぽいつゆが染み込んだ具には、ぎょっとしたが、食べてみたら塩辛くなかった。・・・』が書いてあり、懐かしいおでん屋さんを思い出した。
 社会人になって、おでん屋で一杯と連れていかれ大人の仲間入りを感じた。懐かし昭和の町やヒーロー、あのレトロな字体や味を使う街づくりも面白いかもと思った。2025年問題は団塊世代が後期高齢者となるピークだ。多くの先輩たちとの思い出も大切にしたい。若者の新たな時代と感覚とコラボも、想像するだけで楽しくなってくる。素敵な街づくりには住んでいる人の参画が必須だ。わくわくする。

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