12月28日(水)呼応
御用納め、村井知事は、東日本大震災の被災地では新たなまちづくりなど「復興が進んだ1年だった」と振り返った上で、来年も復興のさらなる加速化に取り組むよう職員に呼びかけた、と(NHKニュース)。復興加速ももちろん重点課題だが、復興後の経済も重要なポイントだ。宮城県は、外国人観光客の誘致に向けて、より快適なインターネット環境を整えようと、「みやぎFreeWi-Fi」と名付けられたこの無料のWi-Fiサービスは、宮城県が来年2月から、NTT東日本に委託して行うものだが、インバウンド対策には欠かせないツールだ。県は、利用できる箇所を、来年3月末には350か所、再来年度・平成30年度末には2000か所に増やす計画のようだ。加えて、仙台市も「SENDAIfreeWi-Fi」を去年3月から地下鉄や観光施設など200か所あまりで提供しているという。新たな年へ向け発展的な政策に期待する一方、当市においてもしっかりと呼応していきたいものだ。