2月7日(火)山岡鉄舟

 臨済宗国泰寺派全生庵住職の平井正修さんが寄稿した「山岡鉄舟の歩いた道」に感動した。山岡鉄舟といえば、剣・禅・書の達人にして、歴史に残る江戸城無血開城の立役者として名高い幕末維新の英傑だ。特に、『学テ不成ノ理ナシ。不成ハ自ラ不為ナリ』が単純ながら凄い。やってできないことはない。できないのは努力が足りないからだ、という胸に刺さる真理で如何に鉄舟が実践派だかわかる。本日は、風が冷たく強い。理由はいらないということだ。
 さて、北方領土の日は、結婚記念日であり、32回を迎えた。山岡鉄舟は、『行く先に我が家ありけりかたつむり』と言っている。どこへ行っても自分は自分。自分のいる場所が住処なのだ。まるでかたつむりのように。自分の居る場所で一生懸命にやっていくことが人生を開く道なのかもしれない。妻や子に感謝しつつ、父母先祖にも感謝感謝だ。

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