2月22日(木)風吹不動天辺月 雪壓難摧澗底松

 「風吹不動天辺月 雪壓難摧澗底松」の禅語の意味は、風が吹くと地上の草木はすぐにざわざわと揺れ騒ぐ。天空の雲も風に煽られ形を変えて流れ去る。だが天上の月だけはどんな風が吹こうと動ずることなく、何処吹く風とばかり無心にして輝く。また、雪が降り積もれば、多くの草木はしおれたり、おしつぶされてしまうが、谷あいの厳しい環境の中で生え育った松は大雪にもびくともせず緑あざやかにして、また無心に松声を吟じている、という意味だそうだ。本日、痛切に感じることが多かった。
 さて、昨日の冷たい強風とは違い、朝は放射冷却のため寒かったが風もなく活動しやすい天気だった。月や松のように不動で臨み、しっかりと結果につなげたい。夜は、移転を余儀なくされたメンバーと懇談、さあ元気に一歩だ。

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