4月2日(日)横断

 20年目を迎える「石巻ふれあい朝市」に午前6時に出席、すでに開幕を待ちわびた市民が大勢訪れ、海産物や野菜、果物などの地場産品を買い求めていた。名物の「わかめうどん」を美味しくいただいた。御夫婦で爆買いしていた人もいた。地元へ戻り小積浜区総会、10時からワカメ作業の小渕浜。値段も好調で活気あふれる。「どうか、カキのノロウィルス対策も」と風評被害への要望も多かった。その中で、残念な報道、『仙台市の下水道は、雨水と汚水が別々に流れる「分流式」が面積の8割を占め、汚水は処理場で浄化しないと川や海に出て行かないのが原則だ。だが実際には、地中管のひびなどから雨水が汚水管に入り込み、雨天時には管の容量をオーバーしてしまう。このためマンホール内の水位が上がった際、汚水を雨水管にバイパスする「緊急避難管」が、市内111カ所でつくられていた。』と。
 なんでも、仙台市で分流式の処理が始まったのは1979年。当初から大雨のたび、郊外のくぼ地などで、マンホールやトイレから汚物まじりの水がふきだすことが相次いだ。苦情が殺到し、下水道の現場担当者は苦肉の策をとる。マンホールから近くの雨水管までの「抜け穴」を緊急工事でつくり、地上にあふれるのを抑えようとしたいう。由々しき問題だ。知らずにカキがその海水を食して発生している恐れもある。行政の責任は大きい。食は人を良くするもの、産業振興をはじめ横断的な対応を臨みたい。

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