7月24日(月)分析

 昨日の投開票の仙台市長選から一夜明け、TVやラジオ、新聞などマスコミは初当選した元衆院議員郡和子さんのニュースで持ち切りだ。河北新報社説は「仙台市長に郡氏/中央からの追い風に乗った」と『東日本大震災からのポスト復興のビジョンをどう描くのか、少子高齢化社会をどのように乗り切っていくのか。東北の広域連携のけん引役も求められる。まずは新市長のリーダーシップに期待したい。今回は市民を二分するような明確な対立軸がなかった。その分、与野党対決が色濃く出た戦いの構図となり、勝敗の行方が安倍政権の評価につながるとして注目された。加計学園問題などによる内閣の支持率急落、都議選での自民の歴史的惨敗を受け、その流れが地方にも及んでいるのかどうかを占う意味での「試金石」でもあった。』と出口調査結果の分析を紹介し『郡氏は少数与党での船出となりそうだ。議会対策に苦慮するだろう。ただ、オール与党体制が本来の望ましい姿ではない。議会側がチェック機能を正常に働かせれば、市政に緊張感をもたらすからだ。選挙戦で打ち出した公約を着実に具現化できるのかどうか、これから郡氏の覚悟、実行力が問われることになる。』と結んでいた。
 さて、葬儀や会合などで、リボンアートフェスティバルへの市の対応や政策、遺構についてなど路線が違うのではないかと言う声を多々伺う。進捗状況チェックと分析は重要だ。当初目的からズレズレも見受けられ次世代へのツケは御免被りたい。

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