8月30日(水)コミュニティ
朝から雨、気温も低い。昨日の河北抄に「アリの穴から堤も崩れる」、地域社会もささいな交わりの場を失えば、人と人との結び付きはどんどん弱まる、という話が書いてあった。住まう街の話である。何でも、町内会の班で毎年、十五夜の前後に月見会を開いていた事例で、賑わってコミュニケーションが図れた時代からの変遷で世帯は代替わりし新住民も増えた。行事の中止は来るべくして来た「終着点」だったようだ。結びに『今年の十五夜は10月4日。催しはなくなり隣人の笑顔が遠くなっていく。お月様だけがやけに明るい夜になりそう。<月祀(まつ)る家の冷たき畳かな 渡辺純枝>』と。
復興住宅でもコミュニケーションがとれない団地となっているところがある。報道される活発なところもあるが、稀だ。昨日のミサイル発射も含め危機管理には地域コミュニティ政策が不可欠だ。じめじめした雨のような社会はごめんだ。夜は、渡波支部で勉強会、ミサイル発射とコミュニケーションの話題、帰りも雨。蛤浜付近の2号線で車の事故、パトカーが対応していた。桃浦を通過する時、明日の「もものうらビレッジ」オープニングパーティーの準備か、電気が点いていて大勢の方々いた。被災地、よそ者が多く、特にコミュニティが大事だ。