9月26日(火)持続可能
常々、これからの時代のキーワードは「持続的」だと思っていた。日本経済新聞社説に「持続可能な設計図を競え」が掲載された。これは、昨日、安倍晋三首相が28日の臨時国会の冒頭で衆院解散・総選挙に踏み切る考えを正式に表明したことで、2019年10月に予定する8%から10%への消費増税の増収分の使途を見直し、幼児教育の無償化などに充てることの是非を問うという大義とした。しかしながら、この大義について与野党は衆院選を通じて財政健全化への道筋や社会保障の給付と負担の設計図をきちんと有権者に示してほしいという内容だ。要するに、財政健全化の道筋示せということだ。日本経済の最大の課題は成長と財政健全化を両立させ、社会保障を持続可能にすることだ。『日本はもはや目先の損得勘定で政治をしている余裕はない。各党は超高齢化社会の到来を見据えた骨太の将来ビジョンを掲げ、その具体策を有権者に問うことから逃げてはならない。』と結んでいる。石巻市においても財政収支比率は悪化し、石巻市立病院は半年で1億2千万円の赤字となっているが、持続可能にするには今後どうするの視点の議論が低いように思える。選択と集中や痛みを伴うことも必要な場合もあるかもしれない。
さて、28日解散を目前に既に選挙モードと各議員や挑戦者も選挙区入りだ。週刊誌は、早くも当落予想などを記している。週刊ポストにこの任期に質問しない議員の名も掲載してあったが、持続可能な社会には日々の活動が大事だ。改めて投票するる国民の行動が左右する。夜は、石巻日和ライオンズクラブの理事会・例会。表彰伝達で2017~2018年度マイルストーン・シェブロン・アワード15周年L加藤俊治・L阿部義弘、10周年Lとして私、気が付けば10年。継続は力、持続は熱意、決断、勢いだ。