12月7日(木)遅々

 サンマや秋サケなどが記録的な不漁となる中、東日本大震災で被災したこうした魚介類を扱う岩手・宮城の水産加工会社のうち、およそ9割が、生産量を減らしたり、一部の商品の生産を取りやめたりするなどの影響が出ていることが、NHKが行ったアンケート結果のニュース。改めて由々しき問題だ。ホタテ等々を依頼され用意したが、産地では悲鳴をあげ、加工場の破綻や経営難の話を伺うが瀬戸際や自転車経営のような実態のようだ。改善策や遅々として現状についてどう打破するのか。
 さて、今年度末まで工事が進む予定だと本年初めの説明会だったが担当するオオバ(業者)から県と市の連携が不具合で来年度の着工になるという連絡を受けた。夕方、訪問した社長さんからも各地で同じ事が起きていてストップ状態だと。しかし、休工にはできないという話も伺った。奇しくも本日から石巻市議会第4回定例会が開会した。2020年まで終えるには3年3か月しかないが、遅れたなどどと言ってはいられないはずだ。派遣の他自治体職員からの改善提言が出るのも最もなことだ。さあ、論戦を期待したい。

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