12月8日(金)BPM
BPMはBusiness Process Managementつまり「業務プロセス管理」の略語だ。その言葉通り、「業務プロセス」に着目して業務を改善する手法で、これによりコスト削減やサービス品質の向上につながる。東日本大震災からの復興事業を支援するため石巻市に派遣されている他自治体の応援職員の7名が、業務効率化を図るためのアイデアを亀山紘市長ら市幹部に提案したという報道については過日のブログに記載したが。読売新聞に詳細があったので、『・・・応援職員らは「二つの自治体で業務を経験しているからこそ、分かることがある。私たちが感じたギャップや気付きを生かしてもらえれば」と話している。同市には現在、応援職員186人が派遣され、任期付きの現地採用者なども含めると震災前の平時より約400人多い、約2000人の職員がいる。しかし、復興事業が落ち着くと派遣なども終わるため、職員の大幅減少が見込まれる。そこで、東京都日野市や千葉市などから派遣されている応援職員7人でチーム「石巻×ハケン→ZENSINプロジェクト」を結成した。「少人数になっても同じように業務を続けるには、もっと効率化を図る必要がある」と実感したのがきっかけという。今年6月から活動を開始し、仕事の後の時間を使って21回にわたり議論を重ねてきた。スケジュールの管理体制で感じた疑問や、元々所属している自治体と比べて非効率と感じる業務などについて意見を出し合った。提案は「スピーディーな意思決定」「人材育成制度」「情報共有の改善」の3テーマに分け、4日に亀山市長らの前で発表した。意思決定では、決裁までに時間がかかっていることを課題に挙げ、日野市を例に、書類の内容や分野ごとに目を通す人を絞るべきだとした。人材育成については、千葉市を参考に、若手職員に指導役の先輩を付けることで、仕事の相談をしやすい体制作りが有効とした。・・・』応援職員の業務改善提案をどのように実施していくのか。既存の職員はどのように見て感じているのかだ。企業はBPMなど社運や存続が掛かっているコスト意識を持っていて予算消化ではないということだ。
午後からの曇り空、昨日の業者の連絡のように行政の遅れで事業がさらに遅れる。コスト意識や住民不在だ。日本経済新聞春秋にグーグルが、自社の動画サービス「ユーチューブ」の映像をアマゾン製の端末から見られなくしたことで、『「プライバシーは罪である」。現在公開中の米映画「ザ・サークル」は、そんな社是を掲げた架空のIT(情報技術)企業「サークル」が舞台だ。世界の検索需要の9割を握り、交流サイト会員は30億人。街にはカメラを置き人々の個人情報を絶え間なく蓄積していく。・・・』を掲載した。情報公開もノリ弁当で説明も不透明、BPMはリーダーやスタッフから提案されず応援隊からとは・・・。開かれよ。拓かれよ。