12月16日(土)カイゼン

 前々から課題が指摘されている東日本大震災で被災し再建した宮城県内の水産加工業者へ朗報。河北新報WEB『<カイゼン>被災し再建した水産加工20社が導入 産業振興機構が指南、効果着々』によれば、「無駄を省く製造業の生産管理手法「カイゼン」を導入して効果を上げている。みやぎ産業振興機構(仙台市)の専門チームが工場のライン配置や作業手順の見直しを無償で指南。約20社が取り組み、生産性をおおむね2、3割向上させた。被災地の深刻な働き手不足を補う一助として期待されている。」という。南三陸町でメカブなどを加工製造する「カネキ吉田商店」、石巻市など沿岸の現場に入り「ムリ」「ムダ」のないライン構築を伝授する。深刻な人手不足や原材料の高騰など課題が山積している中、手助けの一助となれば良い。
 さて、午前中は、第4回「子どもの貧困」最前線連続フォーラムに出席。松村幸裕子さんを講師に箕面市萱野にある「北芝」エリアの取り組み。自分たちのまちは自分たちの力でいいまちにして行こう!。差別のない社会、生きたいように生きる、住みたい暮らし続けたい、の3つの理念で地域通貨「まーぶ」の発行など多様な事業を展開している実践内奥を伺い、地域丸ごと参画している様子に行政、市民一体感を感じた。先に提言を受けた行政はカイゼンできるかだ。午後からは、河北地区で開催されている「第3回セラピスト会議」に出席、ケアカフェなど多岐に渡り懇談し、市政にまで広がったが、カイゼンの余地大だ。夜は、石巻グランドホテルで石巻めぐみ野ライオンズクラブ例会及び第4回クリスマス家族会に出席。それぞれのクラブの特徴が出ていた。全体を一つないし分けるなど、こちらもカイゼンが必要かも。

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