1月16日(火)略

「あけおめ」「ことよろ」のように簡略して言う言い方が増加している。ちなみに「あけおめ」はあけましておめでとうございます。「ことよろ」は、今年もよろしくだ。日本経済新聞春秋にも『最新版が出たばかりの「広辞苑」にも載っていないが、スメハラという言葉がある。におい(スメル)によって人を不快にすること(ハラスメント)だ。パワハラやセクハラのような深刻な人権侵害ではないにしろ、職場の環境をそこなう問題との見方が広がっている。』とスメハラを紹介していた。
 さて、略して大義がない事業が多い石巻市だが、石巻市役所と市立病院、(仮称)ささえあいセンターの各2階をつなぐ歩行者デッキの新設工事が、今月28日安全祈願祭を行い来年の3月末に完成を予定している。何でも「日常的な人の行き来をしやすくするほか、周辺が津波などで浸水しても施設間の連携や各機能が発揮できるようにする」のが目的らしい。市は道路改良と合わせて、約7億4千万円で業者に工事発注したと報道され、財源のほとんどが国の復興交付金になる。財源が国だからよいのではない、国民一人一人が負担している復興税で厳しい使い方でないと国民の同意を得られないのではないか。1つの単語や、2つ以上の単語から成る物の名称を、その一部をとって簡略化した形だと大きなつけがきそうだ。今日は藪入り「閻魔の賽日」、「地獄の蓋が開き亡者も責め苦を逃れる日」である。略さず、厳しいモニタリングを行いたい。

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