3月4日(日)命の絆
東日本大震災からもうすぐ丸7年、という事もあり特集が組まれている。震災の記憶の風化が懸念される中、石巻市の大川小学校では、遺族たちが震災前の地区の模型などを使って地域全体の被害を伝える取り組みを行ったニュースやこれに関連し、南海トラフ巨大地震で大きな被害が予想されるとして、国が「津波避難対策特別強化地域」に指定した14都県139市町村のうち、建設型の応急仮設住宅の用地確保を終えたのは、27%の11県37市町にとどまることが読売新聞の調査でわかったことなども掲載されている。防災教育として少しでも被害が減少することを望む。
さて、恒例の第13回カラオケ祭典を涌谷天平の湯で開催した。今回は特別ゲストに地元歌手、西夕子さん。西さんは、東日本大震災復興支援として「命の絆」を制作し、あの日、あの時のつらい心情と哀悼の思いを綴った作品で命の尊さ、大切さをこの歌に乗せて、伝えてる。東日本大震災で亡くなった尊い命に哀悼の思いと祈りをこめた作品だ。風化が心配される中で、あえて音楽の力で普及させていきたい。