6月21日(木)活かす
二十四節気「夏至」。身近に感じることができる二十四節気のうちの一つで、昼間の長さが一年で最も長い日だ。法則があって来年は6月22日が夏至、それ以降は2055年まで6月21日になる。体験を活かしきれないのが、40年前、1978年(昭和53年)に起きた宮城県沖地震だ。河北新報社説によれば、地震の死者28人のうち、子どもや高齢者ら18人はブロック塀などの倒壊が原因とされ、地震を教訓に81年、建築基準法が改正され、ブロック塀や石塀の高さが2.2メートルまでに制限され、鉄筋の使用などが義務付けられた。2005年の福岡県西方沖地震、16年の熊本地震でもそれぞれ1人が、倒壊したブロック塀で死亡している。ただし、具体的に地域のどこが危険箇所なのか、なかなかうかがい知れない。ブロック塀の耐用年数は約30年。あらためて、老朽化したブロック塀などの調査と点検が必要ではないか。18日の大阪府北部の地震で、高槻市では市立寿栄小学校のプールのブロック塀が倒れ、登校中の4年生の女子児童が死亡と残念でならない。
さて、石巻市議会議会運営委員会が開催され追加議案9件(補正1件、人事案件3件、その他5件)、一般質問通告19人(25日5人、26~28日各4人、29日2人)となり私は25日の5番目となった。これまでの5年間の経験を活かしていきたい。