10月2日(火)地道

 あっぱれ、本庶佑京都大学特別教授らにノーベル生理学・医学賞の授賞が決まった。素晴らしいことで、今や二人に一人はがん患者と言われているがんの「特効薬」に道を開ぅ免疫の仕組みに関する研究が高く評価されたという。日本経済新聞社説で紹介があったように『地道な基礎研究が新薬を生んだ好例で、こうした流れを絶やしてはならない。日本はがんの先端的な診断・治療法で米欧に後れをとってきた。今回の成果は、優れた治療効果を示す抗がん剤「オプジーボ」などに結実し、世界で利用が広がっている。受賞は次代を担う研究者らにとって大きな励みになる。本庶氏は最初からがん治療薬を開発していたのではなく、基礎研究で偶然、免疫のブレーキ役となる分子をみつけた。予想外の結果にも落胆せず、むしろ興味をもって実験を進めたことが奏功した。2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智北里大学特別栄誉教授も、土壌細菌の地道な研究が感染症治療薬につながった。12年の受賞者、山中伸弥京都大学教授も「予想外のデータこそ面白い」と語っている。受賞者の足跡からは、産業応用や結果のみを追求するのではなく、熱意をもって興味のある研究をとことん続けることの大切さが浮かび上がる。・・・』という地道な活動こそが大きな成果をあげる。
 さて、いろいろ市政への依頼や諸課題について連絡をいただき懇談、相談活動ができた。市政も地道な普段の活動が大事だ。折しも、安倍総理大臣は、内閣改造を行い、第4次安倍改造内閣が夕方皇居で行われた新閣僚の認証式を経て、正式に発足した。各界、各党の厳しい反応の報道もみたが、しっかりした活動を期待したい。

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