10月19日(金)品質

 油圧機器大手のKYBグループによる免震・制振用のダンパーの検査データの改ざん問題で、会社側が会見を開き、改ざんが確認されたかその疑いがあるダンパーが設置された施設名の一部を公表したが、石巻市の「石巻地区広域行政事務組合消防本部」が含まれていた。基準を満たさない製品を設置した建物は、地震の時に揺れが伝わりやすくなり、大きく揺れる可能性があるという、まさに由々しき問題だ。
 さて、水産養殖管理協議会(ASC)の国際認証を4月に受けた石巻産カキをPRしようと、宮城県漁協石巻地区など3支所は21日の大漁祭りからいしのまき牡蠣祭りの来月23日約1カ月間、市内の和食店6店舗と連携し、オリジナルかき丼を提供する。参加店舗は市内の若手料理人でつくる「石巻芽生(めばえ)会」加盟の滝川、大もりや、とり文、浜長、鳴海、八幡家。天丼やすき焼き風丼、そばタレを入れた和風丼など個性ある「石巻かき丼」を売り出す。地産地消や品質管理の徹底により応援団を増やしていきたい。

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