10月22日(月)対応急務

 『石巻市が東日本大震災の伝承活動推進に向けて設立する産学官民連携の中間支援組織の準備が始まらず、地域間連携や人材育成などソフト面の議論が置き去りにされている。2017年6月に策定した市震災伝承計画で設置が明記され、17年度中に組織の在り方などの検討を始める予定だった。計画策定に関わった市民からは「せっかく話し合ったことが生かされていない」と不満の声が上がる』と河北新報WEB。確かに、計画によれば、2018~19年度に組織を設立し、20年度以降は産学官民が連携して伝承活動や人材確保・育成に取り組むとなっており、2017年度中に開催するはずだった組織づくりの協議がまだ始まらず、不満続出だ。午前中、復興事業の確認に市役所、被災低平地を含めスケジュールが見えない。折しも、東日本大震災からの復興状況を視察するため渡辺復興大臣の訪問をうけた。渡辺大臣は、政府が復興の総仕上げと位置づける期間が終わる2021年4月以降も、被災者の心のケアなど、支援の継続を検討する考えを示した。2020年度で復興の総仕上げと位置づける「復興・創生期間」が終わる。支援継続の検討はありがたいが、しっかりと寄り添い対応していただきたい。夜は妻の誕生日を祝い、午後7時47分ごろ福島県で震度4の揺れを観測する地震があり、石巻市などで震度3の揺れを観測し震災を思い出した。

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