10月26日(金)偉業

 ビックリ、午前3時36分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり震度4の揺れを観測した。これが、意外に長く東日本大震災を思い出した。伊達なクニづくりでご一緒した東北大学名誉教授の西澤潤一さんが、今月21日にご逝去された訃報がNHKニュースで流れた。西澤さんは仙台市出身で、昭和23年に東北大学工学部を卒業。平成2年から6年間、東北大学の学長を務めていた時にご講演をいただき、塾生としていろいろ質問させていただいた。電気の信号を光の信号に変え、光を増幅させる「半導体レーザー」や、逆に光の信号を電気の信号に戻す「pinフォトダイオード」という技術、それに、光を外に漏らさずに送る特殊なガラスの繊維、「光ファイバー」など現代のIT社会に欠かせない「光通信」の基礎となる技術を開発した。ご冥福をお祈りいたします。
 さて、市役所の後、ナリサワカルチャーギャラリーで第38回黄土展。同人16人と招待2人の合わせて18人が、18作品展示と別に、追悼を込めて展示されているのが黄土展設立時メンバー浅井元義さんの作品2点が加わっている。
メンバーのテーマは一人一人違い、自由な作風の作品なために配置に苦労されたのではと思いながら楽しめた。偶然にも、知り合いや従兄弟、粕谷先生とご一緒出来て倍楽しめた。夜は、地元諸課題で区長さんと懇談。ミスター半導体、光通信の父、など様々な異名を持つ 西澤潤一さんのように活躍していきたい。

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