11月22日(木)歴史を刻む
JR仙石線(約50キロ)仙台-石巻間が1928(昭和3)年11月22日に開通し、90年を迎えた。この間に戦争や東日本大震災など数々の激動を乗り越え、現在に至る歴史を刻んでいる。高校時代から全線複線化にする話題や地元国会議員の公約だったりしたが未だに解決できないものから、運動で時間短縮やトイレの設置が叶ったり、全国で珍しい仙石線駅と石巻線駅が2つが統一されたなど思いも深い。
さて、義父の菩提寺である松巖寺からありがたい法號『慶壽院寶船金徳居士』をいただいた。昭和4年1月5日生まれ、仙石線開通の1か月半後の誕生、その後の生きざまが凝縮している。夜は、長年お付き合いをいただいた鉄工所の社長の御通夜へ。15年前の奥様の時に葬儀委員長を仰せつかったアイデアマンは洞源院『安住院工岳精徹居士』。命の尊厳と生きざまを見て、みんなで唱えた『修証義』に、すなわち、死生観、人生観、無常観、因果観、業報観を考える機会だ。しっかりと歩みたい。