2月20日(水)決め手

 河北新報「<震災8年>被災地の人口推計 沿岸部で減少幅大きく 首長、危機感強める」に、東日本大震災の被災地が深刻な人口減少に直面している。子どもを生み育てやすい環境を整え、魅力あるまちづくりを進め、いかに減少を食い止めるか。被災地のリーダーたちは想定を上回る人口減少に危機感を強めていることが数字を使い掲載された。「仙台市を除く宮城県沿岸部は10年は約66万3000人だったが、45年は34%減の約43万9000人。県全体の減少幅(23%減)より11ポイント高い。河北新報社が実施した首長アンケートで人口減少対策を尋ねたところ、厳しい意見が相次いだ。陸前高田市の戸羽太市長は「現状ではなかなか打開策を見いだせない」と吐露。宮城県南三陸町の佐藤仁町長は「財政への影響や地域の活力が衰退する懸念がある」と将来への不安を記した。大船渡市の戸田公明市長は「復興の根本に関わる生産年齢人口の減少にどう立ち向かうか。いかに少子化に歯止めをかけるかといった課題に取り組む必要がある」と指摘。結婚支援や子育て支援などを重視し、出生数を増やして自然増を目指す。「出産、子育て分野は国の積極関与が必要」と訴えるのは気仙沼市の菅原茂市長。「各自治体による地方創生の切磋琢磨(せっさたくま)が望ましい」とも主張し、地域の魅力を高めて人口流入を促す社会増を視野に入れる。」と決め手に欠ける。
 さて、石巻市の多彩な味覚を集めた地域商談会「2019石巻復興フード見本市」が石巻魚市場で開催されました。36の水産加工業者などが出展しバイヤーの方々で賑わっていた。特別ゲストといえば、サンドイッチマン。夜は、民間によるリボーンアートフェスティバルについての懇談。どう地域を巻き込めるかだ。

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