3月7日(木)使命
NHKニュースで「東日本大震災からまもなく8年となるのを前に、NHKが県内の被災者にアンケートを行ったところ、2人に1人が復興は進んでいないと感じていると回答した。特に、地域の経済について、復興を実感していない人が多く、産業の再建が課題となっている」と。仙台のご指南役や政策がトップ判断だけと感じている団体から不可思議な問題を伺う。河北新報の社説「東日本大震災8年 岩手/回復したい議会本来の役割」に思いの一端が掲載されていた。『被災議会は一歩退いて震災対応に臨んだ。審議が復旧の妨げになってはならないとして議決権を自ら手放し、首長による専決処分が拡大していく。やむを得ない事態とはいえ、議決や監視といった権能の放棄には、議会が追認機関に堕してしまうのではないかとの懸念が払拭できない。』二元代表制の一員としてしっかりせねばと感じる。結びに『拮抗(きっこう)した民意の調整を首長一人任せにするのではなく、ここはむしろ多様な層の代表で構成する議会の出番だろう。市民の声を吸い上げて市政に反映させてほしい。岩手では県をはじめ幾つかの被災市町村が、8年を区切りとして復興計画に幕を下ろす。異例ずくめだった震災対応を総括し、これからのまちづくりを考える契機だ。地方選挙の年、住民の代表機関と呼ぶにふさわしい議会を取り戻す一票を投じたい。』と、まさにその通りだ。
さて、昨年亡くなり葬儀委員長を行った先輩の一周忌で焼香、早いものだ。石巻市子どもセンター らいつで、「子育て支援者講座 子どもたちの放課後の居場所 放課後児童クラブ」に出席。荒木館長の挨拶、Bremen寳代表から放課後児童健全育成事業の法的根拠、石巻市の現状のお話。特定非営利活動法人MIYAGI子どもネットワーク齋藤昭雄代表から「放課後児童クラブとは?」について、栃木県足利市さくらエルマー学童くらぶ三田和子 指導員さんから「エルマー学童くらぶ〜仲間と一緒に世界を広げる〜」で現場状況について、さらに、話題提供で石巻市放課後児童クラブのアンケート調査結果について説明いただき、グループ討議。いろいろ担当課への要望もあり、午後からは、早速お知らせに。夕方から雪がチラつき3.11を思い出す。東日本大震災の発生から8年になるのを前に、女川町の漁港近くの海で、潜水士による行方不明者の捜索の映像、頭が下がる思いと同時に行方不明者ができる限り発見できるように祈りたい。