4月15日(月)高度な備え
東日本大震災の教訓を生かし、大規模災害に備えるため高度な機材を使って人命救助を行う部隊が石巻地区消防本部に発足した。人命救助の専門教育を受けた隊員14人が高度救助隊に任命されたとKHBニュース。『高度救助隊は、倒壊した建物に取り残された要救助者の声や動きをセンサーで探知する機材やがれきの隙間を探索するファイバースコープなど、通常の救助隊では持たない高度な機材を使って救助に当たります。東日本大震災では機材が不十分で救助に時間がかかったため、迅速に救助ができるように態勢を強化しました。県内の消防にこうした救助隊が設置されるのは仙台に次いで2つ目です。石巻救助隊・佐藤潤隊長「東日本大震災を経験した我々は全国の皆さんに支援をいただいたので、その恩返しとして多くの住民を救いたい」高度救助隊は今後、全国の災害現場に派遣される予定です。』と。
さて、朝までの雨、陽が出たと思ったら風となった。仙台管区気象台によると、低気圧が発達しながら北海道を北東へ進み、西高東低の気圧配置となり、西寄りの風が強くなり風の強い状態はピークを過ぎましたが、県内では明日の明け方まで強風に、今夜遅くまでは高波に注意するよう呼びかけている。高度救助隊を使わない災害のないまちと願いたい。